- 2010年8月15日 17:56
- 本
私が戦争の経験から学んだことの一つは、人種、国籍、身分などによる差別と偏見のありようの全体としてこり固まったところに成り立つのが戦争であるということである。そして、人種や国籍による偏見や蔑視は、身分や階級による差別や不平等と一緒のものである。戦争を無くするための努力は、身分や階級による不平等をなくするための努力と一緒でなければならないし、困った問題が起こったとき、その困ったことを弱いものに押しつけることはやめる、ということを世界中の人が決心しなければならないのである。さあ、それは大変なことだ。しかし、われわれはもう、その方向に足を踏み出すよりほかに道がないのではないか。
今日は終戦記念日。
書棚から久々に取り出して読みなおしてみました。
子ども向けに書かれた文章ですが、大人でもわかりやすく読めると思います。
戦争を始めたいやつらは、貧困や人種、民族、宗教による差別や不平等を戦争の材料にし、自らは安全な場所にいて、いつの場合も犠牲になるのは一般市民であり弱者である女性や子どもであるということ。
貧困や不平等を無くすために、ひとりひとりが何らかの行動を心がけられればと思います。差別や人権侵害の現れとして子どもの虐待や殺人がニュースで流れない日がない日本は、平和ボケしているうちに戦争に近づいているのではないかと思ったりします。身近なところから始められることは多いんじゃないでしょうか。
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